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<title>交流を楽しむ（戸田敦也）</title>
<link>http://todaseminar.com/toda/</link>
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<language>ja</language>
<copyright>Copyright 2008</copyright>
<lastBuildDate>Thu, 31 May 2007 00:00:00 +0900</lastBuildDate>
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<title>第654回「高令者には細く長く生きる商品が良い」（高島陽物語33）</title>
<description><![CDATA[<p>私が20年前、斜陽化の冷たい風吹きすさぶ<br />
北九州市八幡東区の街で、都会風の<br />
お年寄り向けのケアつきのマンション事業を着想したのは<br />
1つは邱永漢さんから、現代日本に流れている<br />
潮流の一つが「老齢化」であると教えられたことです。<br />
もう1つは、高島陽さんが出版された<br />
『社長のめしの種』の第一章<br />
「まずヒントをさしあげます」を読んだことです。</p>

<p>15の事例の一つとして<br />
「シルバー・ヴィラ哲学堂[細く長く生きる商品]」<br />
と題した一枚のページがあり、<br />
ホテルの室内を写したよう写真が掲載され、<br />
その下に次の文章が掲載されていました。<br />
「高令化社会になると<br />
第二の人生を好き勝手に生きたいという人が増えてくる。<br />
国営・民営を問わず、規則づくめや<br />
禁止事項の多いところに住む人は<br />
やむを得ずということになろう。</p>

<p>シルバー・ヴィラ哲学堂は一言で言えば<br />
老人専用のホテルである。<br />
48室の部屋はすべて個室で、床暖房になっている。<br />
ホテルだからもちろん外出も自由だし、<br />
食事の時間も決まっていない。<br />
短期滞在だと食事・管理費含めて<br />
一週間7万７千円だが、だんだん長期滞在者が増えて<br />
長期は7割ぐらいになっている。</p>

<p>広々としたロビーで楽しい語らいをしたり、<br />
18人のヘルパーにいろいろ世話になったりして、<br />
独り暮らしの不安感から解放されるだろう。<br />
ここには専務理事の岩城裕子さんのノウハウが<br />
いっぱいつまっている。<br />
高令者には、細く長く生きる商品、<br />
これがポイントである」（『社長のめしの種』）</p>

<p>私はこの文章を読み、<br />
こういう高級なサービスは東京だけでなく、<br />
福岡県でも求められるのではないかと思いました。<br />
高島さん予想されたように、<br />
シルバー・ヴィラ哲学堂は生き続け、<br />
私が軌道に乗せた北九州市八幡東区の施設も<br />
20年近く経営を続けています。<br />
<hr width="500"><br />
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</p>]]></description>
<link>http://todaseminar.com/toda/archives/2007/05/65433.html</link>
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<category>01_0650</category>
<pubDate>Thu, 31 May 2007 00:00:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第653回「現代日本の潮流の1つは老齢化」（高島陽物語32）</title>
<description><![CDATA[<p>いま、福岡県北九州市八幡東区の<br />
医療法人社団　新日鐵八幡記念病院の裏手に<br />
お年寄り向けのケアつきのマンションがあります。<br />
これは、私が八幡製鐵所の事業推進部に着任した翌年の、<br />
昭和62年の頃、考えだし、実現したマンションです。</p>

<p>このマンションは130戸で<br />
20数億のお金がかかったように記憶していますが<br />
当時、私が着想して企画すると<br />
製鐵所の私の周辺から猛然たる反対の声が起こり<br />
私は孤立無援の状態におかれましたが、<br />
これだけ衰退の激しい街で、何かあたらしい<br />
サービスビジネスを考え出すとなたら<br />
こういう施設しか考えられないと、<br />
東京の新日鐵本社の関係部門に働きかけて、<br />
実現にこぎつけたものです。</p>

<p>どうしてこういう施設をつくることに<br />
気づいたかといえば、今の日本には<br />
どういう流れが起こっているのか、<br />
この辺をふだん愛読している邱永漢さんが<br />
どうおっしゃっているのかと思って<br />
自宅から持参してきた邱さんの本を読んだら<br />
今の時代を支配している潮流が三つあり、<br />
それは「老齢化」、「成熟化」、「国際化」の三つ<br />
と書かれていました。</p>

<p>当時、高度成長を牽引してきた重厚長大産業は<br />
「成熟化」していて、なかでも製鉄業は<br />
老朽化している多くの鉄鋼製造設備を廃棄していて、<br />
膨大な遊休地ができていました。</p>

<p>そのため、何か新しい事業を考え出すように<br />
というのが私に任ぜられた仕事ですが、<br />
「老齢化」の波は九州の地においても<br />
滔々と流れているのではないかと想像しました。<br />
これがお年寄り向けのビジネスを考えた<br />
一つのヒントです。<br />
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<link>http://todaseminar.com/toda/archives/2007/05/653132.html</link>
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<category>01_0650</category>
<pubDate>Wed, 30 May 2007 00:00:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第652回「名著『社長のめしの種』の出版」（高島陽物語32）</title>
<description><![CDATA[<p>昭和61年、高島陽さんの<br />
『社長のめしの種』が発刊されました。<br />
この本は、ふんだんに写真が<br />
取り込まれた豪華版の本です。</p>

<p>次の7章からなっています。<br />
「１まずヒントをさしあげます」、<br />
「２めしの種になる変化」、<br />
「３めしの種になる商品・ビジネス」、<br />
「４めしの種になる売り方」、<br />
「５めしの種になる場所」、<br />
「６めしの種になる技術」、<br />
「７社長のめしの種」という構成になっています。</p>

<p>１から6までの章には<br />
商品や施設などを紹介する写真と、<br />
説明が書かれています。</p>

<p>そして７章の「社長のめしの種」には<br />
高島さんが世の経営者たちに<br />
送る珠玉の言葉が書かれています。</p>

<p>今回、一連の連載のなかで<br />
この７章の「社長のめしの種」に書かれた文章を<br />
随分、紹介させていただきました。</p>

<p>さてこの本は、１万５千円もしましたが<br />
出版された時点で買いました。<br />
61年9月のことです。</p>

<p>たまたまその年の暮れ、<br />
私は三度目になりますが<br />
新日鉄八幡製鐵所に赴任し<br />
遊休地を活用した事業づくりの仕事に就きました。</p>

<p>ひょっとして役に立つかもしれないと思って<br />
この本を自宅から持参しました。<br />
私がこの本を新規事業推進部に<br />
持ち込むと、「こんな面白い本があるの」<br />
と引っ張りだこになり、<br />
「戸田さん、ちょっと貸して」<br />
とある同僚社員は自宅で読み続けました。</p>

<p>私は私で、昭和６１年の暮れ、<br />
自宅に帰る道中、<br />
この本に紹介されている施設を見て歩き<br />
新しい事業作りのガイドブックとさせていただき、<br />
実際、新規事業を企画するヒントをいただきました。</p>

<p>時代が大きく移り変るなかで、<br />
商売替えや新規事業づくりを<br />
余儀なくされる人や会社が増えましたので<br />
この本はあちこちで活用されたと思います。<br />
<hr width="500"><br />
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<category>01_0650</category>
<pubDate>Tue, 29 May 2007 00:00:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第651回「若い頃からのつきあいが第二の人生を豊かにする」（高島陽物語31）</title>
<description><![CDATA[<p>家族と顔を会わせることが少ない亭主は<br />
妻や子供たちとどう付き合っていけばいいか、<br />
超多忙の邱永漢さんが、その秘訣を乞うほどに<br />
高橋陽さんは不在亭主でした。</p>

<p>家を開けっ放しで、<br />
高橋さんは何をされていたのでしょうか。<br />
ひろく世界各地を巡り、変化の兆しを<br />
自分の目で確かめておられたとのことですが、<br />
随分お金もかかったでしょうに。</p>

<p>と思ってご長男の健一さんにうかがうと、<br />
国内で数多くの講演をこなされていたとのことです。<br />
その言葉をヒントに、昭和61年に出版された<br />
『社長のめしの種』を再読すると、<br />
高島さんは各地で講演されるとともに<br />
毎月20もの定例の懇親会を<br />
運営されていたことがわかります。</p>

<p>「若者だけの“志陽会”」、<br />
「小母ちゃんたちだけの“ヤングウーマンズ・くらぶ”」、<br />
「以前は若者だったが年数がたって中年になった“損得くらぶ”」、<br />
「カネと時間の上手な使い方をみんなで考えよう<br />
ということからはじまった“高陽会”」<br />
「高島さんの“先見術”をテーマにした“先見塾”」、<br />
「100人もの人が集まる“耳よりな情報を耳にする会”」と<br />
こうした会が20もあったというから驚きです。</p>

<p>高島さんは述懐されています。<br />
「20のどの会も私にとって大事な会である。<br />
私の財産といってよいだろう。<br />
以心伝心で会員の人たちも会をよくしようという気が<br />
出てきたみたいだ。<br />
良いコネクションを持つことは一朝一夕ではできない。<br />
本気になってそれを目指さなければ、得られるものではない。<br />
年をとったら悠々自適をしようと思っても<br />
若い時と違って、カンタンに仲間に入れてくれない。<br />
若い頃から仲間づきあいをして、初めて<br />
第二の人生を豊かに送れるのだ」（『社長のめしの種』）</p>

<p>いやあ、勉強になるいいお言葉です。<br />
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<p><br />
</p>]]></description>
<link>http://todaseminar.com/toda/archives/2007/05/65131.html</link>
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<category>01_0650</category>
<pubDate>Mon, 28 May 2007 00:00:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第650回「家族との交際術の秘訣」（高島陽物語30）</title>
<description><![CDATA[<p>前回に続き、邱永漢さんが高島陽さんに<br />
家庭操縦の秘訣を聞くくだりを紹介させていただきます。<br />
「『どんなコツですか。ぜひ教えてください。』<br />
と私が膝を乗り出すと、<br />
『どこの家庭でも家庭サービスをしろと<br />
うるさいでしょう。<br />
そのときに、忙しいからまた次ね、<br />
といって引き延ばしをやったら駄目なんですよ。</p>

<p>引き延ばしをすると、期待がいつまでも持続して、<br />
まだ連れて行ってくれない、まだ連れて行ってくれない、<br />
と欲求不満になって生き続ける。</p>

<p>だから１年の初めに、今年は、<br />
何月何日から3日なら3日間<br />
家族と旅行しよう、どこに行くかは決めてくれ、<br />
その3日間は仕事は断って何もやらないことにするから、<br />
とはっきり決めておくのです。</p>

<p>そうすると、期待がその3日間だけに集中して、<br />
ほかの時日の分は消えてしまいます』<br />
私は『なるほど』と感心する。</p>

<p>『その代わり、約束した日を途中で<br />
キャンセルしたら駄目ですよ。<br />
必ず約束を果たさないと･･･････』<br />
と高島さんは念をおした。</p>

<p>私は、高島式『家族との交際術』は<br />
高島易断より霊験あらたかだと思った」<br />
（『社長学入門』。昭和49年）</p>

<p>高島さんのこうした知恵も、<br />
一年のうち300日は家を離れて<br />
各地を探訪という生きがいを優先させた<br />
暮しのなかから生まれたのでしょうね。<br />
<hr width="500"><br />
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<category>01_0650</category>
<pubDate>Sun, 27 May 2007 00:00:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第649回「邱さんから家族との交際術を乞われる」（高島陽物語29）</title>
<description><![CDATA[<p>邱永漢さんの著作に<br />
社長さんたちの処世術をまとめた<br />
『社長学入門』という本があります。</p>

<p>邱さんが多くの社長さんたちを観察し、<br />
「社長さんの交際術はかくあるのがいい」<br />
と書かれた本ですが、この中で、<br />
妻や子供との付き合いが大切ですと、<br />
ページを割いています。</p>

<p>「妻の役割は<br />
世渡りの途次で引き立ててくれた恩人にも<br />
劣らぬほど、大きなものである。<br />
ただ、妻は家族の一員であり、<br />
うちわの人だから、つきあうもつきあわないもないよ<br />
と言われるかもしれない。</p>

<p>しかし、『合わせものは離れもの』といえば<br />
『親子は他人の始まり』ともいって、<br />
妻や子供をどうつきあうかは、ゆるがせにできない<br />
ことの一つである。」</p>

<p>といって、世の忙しい社長さんが<br />
奥さんや子供さんとのつきあいを<br />
ゆるがせにしていることを警告し<br />
その重要性を説いています。</p>

<p>「現に私だって、月の半分は地方の講演旅行に<br />
出かけているし、東京にいるときだって、<br />
家で食事をしないほうが多い。</p>

<p>ところが経済評論家の高島陽氏は、<br />
足で歩いて自分の理論を実地に組み立てる<br />
ことをモットーにしているから<br />
私よりももっとひどい不在地主で、<br />
一年のうちに家にいる日数は1ヶ月もあるかどうか。<br />
一年間に150とか60とかの年を訪れたというから、<br />
いつ電話をしても家にいたためしがない。</p>

<p>『そんなに家を留守にしておいて、<br />
家族から文句がでないのですか』<br />
と私がきいたら、高島さんはニッコリ笑って<br />
『コツがあるんですよ』<br />
と言う。」（『社長学入門』。昭和49年）</p>

<p>というように、邱さんが<br />
家族との交際の秘訣を教えてもらいたい<br />
と迫っていった先が高島陽さんです。<br />
この続きは次回にご紹介します。<br />
<hr width="500"><br />
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<category>01_0600</category>
<pubDate>Sat, 26 May 2007 00:00:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第648回「生きがい重視の生き方を提唱した高島陽さん」（高島陽物語28）</title>
<description><![CDATA[<p>前回、渡部昇一さんが『人間らしさの構造』という本で<br />
高島陽さんが提唱する「生きがい論」にふれて<br />
目の覚めるような思いをしたことを伝える<br />
渡部さんの文章を紹介しました。</p>

<p>それに続く渡部さんの文章を<br />
引用させていただきます。<br />
「この高島さんが、サラリーマンに<br />
面白い忠告をしているのだ。<br />
普通のサラリーマンが一生かかって働くと、<br />
５千万から１億円くらいの収入がある。<br />
それを毎月、給料としてもらうと、それから、<br />
先ず下宿代とか食費とか洋服代とかいう生活費を払う。</p>

<p>そして小遣いとして月、２，３千円使うと<br />
いうのが普通の人ではないだろうか。<br />
このような発想法では、一生働いて<br />
総計５千万なり１億円なり働いたとしても<br />
『いったいおれはあの１億円を<br />
どこに使ってしまったのだろう』<br />
ということになりかねない。</p>

<p>これでは何とも情けない、あわれであるので、<br />
高島さんは、収入が多かろうと少なかろうと、<br />
まず最初に『生きがい費』として差し引いて生きる<br />
という生き方を勧めておられる。</p>

<p>そのために日常の生活は切りつめてもよい。<br />
『耐えられないのは、ただ食べて着て寝るだけで、<br />
あたら人生を終わってしまうことだ』<br />
と言い切っておられる。<br />
私は、この言葉を読んだとき<br />
目の前に電光が走るような気がした。」<br />
（渡部昇一「『人間らしさ』の構造」。昭和47年）</p>

<p>高島さんは昭和39年に読売新聞社から<br />
『サラリーマンは日歩三銭』を<br />
昭和42年に東都書房から『この手で行こう』、<br />
講談社から『高島陽の損得学校』を出版されています。<br />
渡部さんはこの三冊のいずれかをお読みになって、<br />
高島さんの生きがい重視の生き方にふれたのだと思います。</p>

<p>たまたま私はこの3冊をこれまで<br />
手にすることができなかったのですが、<br />
最近のこと、国会図書館に保存されていることを<br />
確認しましたのでいずれで向いて、<br />
読ませていただこうと考えています。<br />
<hr width="500"><br />
<strong>戸田ゼミのご案内</strong><br />
○　<strong>5月31日(木）東京</strong>で「新しいことを始める仕事術セミナー」を開催。<br />
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   　  (参加者満杯のため募集活動は行いません）<br />
○　<strong>6月16 日(土）大阪</strong>で中国株・ベトナム株セミナーを開催。<br />
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　               （希望者はBSC証券の証券口座の開設にご案内）<br />
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　               （希望者はHSBCと証券会社の口座の開設にご案内）<br />
各セミナーの詳細は左欄の「戸田ゼミスケジュール」をクリックしてご覧下さい。<br />
<hr width="500"></p>]]></description>
<link>http://todaseminar.com/toda/archives/2007/05/64828.html</link>
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<category>01_0600</category>
<pubDate>Fri, 25 May 2007 00:00:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第647回「渡部昇一さんが高島さんの著作に瞠目」（高島陽物語27）</title>
<description><![CDATA[<p>私は邱永漢さんの本は1,2冊を除いて全ての本を<br />
もっていますが、邱さんの場合と同じように、<br />
その方の本はほぼ全て持っているという方が数人いらっしゃいます。</p>

<p>その一人が上智大学名誉教授の渡部昇一さんです。<br />
この渡部さんが昭和47年に出版された著作に<br />
『人間らしさの構造』という「生きがい」のことを<br />
取り上げた本がありますが、ページをくって驚きました。</p>

<p>冒頭で渡部さんは高島陽さんの著作を紹介し、<br />
高島さんの生き方に目を見張らされたと<br />
お書きになっているのです。</p>

<p>「私の場合、鮮烈な形の『生きがい論』に出合ったのは、<br />
高島さんのものを読んだときである。<br />
今から5,6年前（昭和41,2年）のことで、その頃はまだ<br />
『生きがい』ということはそんなに問題になっていなかったと思う。<br />
高島さんという人は肺結核で７年間<br />
何度も喀血したことがあるそうだ。<br />
特に軍隊の病院にいたときはとても助からないと思った、<br />
と言っておられる。</p>

<p>そのほか、山の湖に入って自殺しようとしたり、<br />
亜ヒ酸を飲んで死のうとしたり、山奥の高圧線の鉄塔から<br />
飛び降りて死のうとしたり、数回の自殺未遂の経験があるらしい。</p>

<p>そういう生死の間を何度かさまよってから、<br />
『結局、生きている理由はないかもしれないが、<br />
死ななくてはならない理由もないと決めて、<br />
当分生きることにした』とのことである。</p>

<p>それからの高島さんの活動はまことにすばらしい。<br />
証券会社という生き馬の眼を抜くような<br />
苛烈な競争社会に入って、抜群の成績を上げ、<br />
まもなくその会社の取締役になる。<br />
さらにその後は一本立ちの経済評論家として<br />
特色のある活動をしておられるのである。」<br />
（『人間らしさの構造』。昭和47年。）</p>

<p>私はこの文章をはじめて読んだとき、<br />
高島陽さんが若い頃、自殺を思いつめたことが<br />
あったとことは知りませんでした。<br />
この渡部さんの文章を読んで、<br />
邱永漢さんの著作に、親しい間柄の友人として<br />
紹介されている高島さんという人は<br />
たいへんな辛酸をなめてこられた<br />
偉い人なんだという印象を深めました。</p>

<p>でも、この一連の連載をお読みの方にとっては、<br />
渡部さんのご評価はスンナリ<br />
受け止められるのではないかと思います。<br />
<hr width="500"><br />
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<link>http://todaseminar.com/toda/archives/2007/05/64525.html</link>
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<category>01_0600</category>
<pubDate>Thu, 24 May 2007 00:00:09 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第646回「一年のうちの300日、東京を離れ各地を飛び回る」（高島陽物語26）</title>
<description><![CDATA[<p>昭和39年、41歳の時経済評論家として<br />
独立した高島陽さんはその後、<br />
どのような生活をおくられたのでしょうか。</p>

<p>記録を辿ると、高島さんは<br />
昭和37年、取締役時代、<br />
論争社から出版した『現代の兵法』に続き	<br />
昭和39年に読売新聞社から<br />
『サラリーマンは日歩三銭』<br />
を出版しています。</p>

<p>続いて、昭和42年には<br />
東都書房から『この手で行こう』、<br />
講談社から『高島陽の損得学校』の<br />
二冊を出版されあした。</p>

<p>そして昭和44年4月から<br />
ＮＨＫ『新経済読本』の司会を<br />
つとめられます。</p>

<p>また著作活動は快調で<br />
昭和45年に日本経済新聞社から<br />
『先見術―二歩先を見る眼』を	<br />
文芸春秋社から<br />
『一億総素人時代―金儲けのラストチャンス』<br />
昭和48年には日本経済新聞社から<br />
『お先に失礼』、<br />
昭和54年には日本経済新聞社から<br />
『大変の時が来た―どうなる80年代の日本』	<br />
を出版されました。</p>

<p>私の場合、この『大変の時が来た―どうなる80年代の日本』が<br />
最初に手にした高島さんの著作ですが、<br />
その本の著作紹介には次のような記述があります。</p>

<p>「一年のうちの300日、<br />
東京を離れ各地を飛び回っている。<br />
カナダのオイルサンド地帯から、<br />
札幌の松山千春のコンサートまで、<br />
世の人の注目するところには必ず足をのばし、<br />
まず自らの目で確かめるということを怠らない。<br />
本書にもそうして得た成果が随所に顔をのぞかせている。<br />
足で仕入れた材料を、証券会社の株式部長時代に鍛えた<br />
先見力で料理するところに、<br />
このマネーメーキングの神様の<br />
余人に代えがたい魅力があるといえよう」。</p>

<p>経済評論家としての高島さんの活動を<br />
手近に知ることができる紹介文だと思います。<br />
<hr width="500"><br />
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<link>http://todaseminar.com/toda/archives/2007/05/64630026.html</link>
<guid>http://todaseminar.com/toda/archives/2007/05/64630026.html</guid>
<category>01_0600</category>
<pubDate>Wed, 23 May 2007 00:00:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第645回「不安な点は除去するが、安定は求めない」（高島陽物語25）</title>
<description><![CDATA[<p>東京オリンピックが開催されたのは<br />
昭和39年のことですが、その年、41歳であった<br />
高島陽さんは、大商証券の取締役を辞任しました。<br />
高島さんはその後、当時のことを振り返り、<br />
次のように書いておられます。</p>

<p>「私は昭和34年から39年までの5年間、<br />
資本金40億円の会社の取締役をつとめたことがあるが、<br />
一生のうちで、あの時が一番不安だった。</p>

<p>何しろ病気で会社を休もうと。<br />
少しくらい仕事をなまけようと、<br />
毎月25日には必ずかねをくれるのだから、<br />
とても不安だった。</p>

<p>『これでは今におれはだめになっちゃいんじゃないか。<br />
おれは一生こんな生活から抜けられないんじゃないか』<br />
と、心配でたまらなかった。<br />
昭和39年の11月に会社をやめることができた時、<br />
ホッとしたものだ。</p>

<p>常に不安を排除する。<br />
これは当然のことだろう。<br />
むしろ、大切な本能の一つと思う。<br />
といって、安定を維持しようと考えるのは得策ではない。<br />
もともとこの世に不安定はあっても、<br />
安定は存在しないからだ。<br />
（もし、安定があったら、神様も失業してしまう。<br />
この点、神様は抜け目ない）。</p>

<p>商売するにも、株式也投資をするにも、<br />
ここのところをよく頭に入れておくことだ。<br />
これが出来たら、七分通り成功したものと<br />
言ってよいだろう。</p>

<p>少なくとも、百％他人や自分自身を信用して<br />
失敗するようなことは避けられる。<br />
とにかく、どうせ、存在しない安定を求める暇があったら、<br />
少しでも、自分の周囲にある不安を除くことが賢明だと思う。」<br />
（『1億総素人時代』）</p>

<p>私なども不安定な要素は極力除こうとします。<br />
しかし、世の中は変動極まりないものですから<br />
この不安定なるものといつも<br />
付き合っていかなければなりません。<br />
そう思う人間にとって、上に述べられた高島さんの考えは<br />
生きていく上で大きな指針になるように思います。<br />
<hr width="500"><br />
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<hr width="500"></p>]]></description>
<link>http://todaseminar.com/toda/archives/2007/05/64525_1.html</link>
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<category>01_0600</category>
<pubDate>Tue, 22 May 2007 00:00:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第644回「41歳のとき経済評論家として独立」（高島陽物語24）</title>
<description><![CDATA[<p>「ハイハイQさん」での邱永漢さんの連載を<br />
まとめた本の一冊に『独立を考えていますか』と<br />
いう本がありますが、サラリーマンの独立を<br />
テーマにした邱さんの最初の本は『サラリーマン出門』です。</p>

<p>この本にも高島陽さんのことが書かれています。</p>

<p>「高島陽さんがまだ大商証券の取締役だったころ、<br />
週一回くらい一緒になった<br />
その一週間に2人が仕入れた知識やそれに対する<br />
感想を互いにたしかめあったが、<br />
ふたりともざっくばらんだから、<br />
ある時、高島さんがサラリーの計算書を見せてくれた。</p>

<p>当時は証券界はなやかなりし時代だったから、<br />
かなりのサラリーをもらっているものと私は思っていたが、<br />
私の考えている金額の半分以下だったので、<br />
びっくりして、『いい加減やめたらどうですか。<br />
自分で仕事をやったら、次の月から<br />
この倍くらいの収入になりますよ』<br />
と私はすすめた。</p>

<p>『やめたい、やめたいといっているんですが<br />
社長がなかなかやめさせてくれないんですよ。<br />
責任のあるポジションだけはやめさせてもらったのですが・』<br />
と高島さんはいった。</p>

<p>運転手付の自動車を一台あてがわれているのだけがとりえで、<br />
高島さんは原稿を書いたり、調査のための会社まわりを盛んにやっていた。<br />
これらの仕事は、それを本職としておれば、<br />
いずれもお金になる知識産業の一種であるが、<br />
証券会社の重役という肩書きを持っていたのでは、<br />
金をもらえないか、もらってもほんのわずかだけである。</p>

<p>私が次の月からすぐ倍になりますよ、<br />
といったのは、こうした実情を考えあわせたうえでのことである。</p>

<p>やがて証券界が不況になり、<br />
高島さんは念願がかなって、<br />
独立して経済評論家になった。<br />
帝国ホテルで友人が集まって<br />
『高島陽を励ます会』を開いたが、<br />
本当に私が予想した通り翌年には所得倍増が実現した。<br />
今では多分そのまた倍増くらいにはなっているだろが、<br />
これすべて独立にふみきったおかげなのである。」<br />
（邱永漢『サラリーマン出門』。昭和45年）</p>

<p>高島さんが証券会社をやめて独立したのは<br />
昭和39年（1964年）のことで、<br />
大正12年（1923年）生まれの高島さんが<br />
41歳になられてのことになります。</p>

<p>後年、邱さんは独立は40歳がラスト・チャンスと<br />
かおっしゃるようになりますが、この高島さんの<br />
独立も頭に入れての判断だと思います。<br />
<hr width="500"><br />
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</p>]]></description>
<link>http://todaseminar.com/toda/archives/2007/05/6444124.html</link>
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<category>01_0600</category>
<pubDate>Mon, 21 May 2007 00:00:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第643回「機敏に株の大暴落をくぐり抜ける」（高島陽物語23）</title>
<description><![CDATA[<p>大商証券の重役となり、自著も出版し<br />
経済評論家の肩書きもできた高島陽さんは<br />
邱永漢さんと親交が生まれ、週に一回くらい会って<br />
互いに得た情報するようになります。</p>

<p>邱さんの方は株式評論で一躍名を挙げたあと<br />
リコー創業者の市村清さんなど経営者との交流から<br />
数社の経営コンサルタントを務めるようになりますが、<br />
東京オリンピックの前年の昭和38年（1963年）には<br />
コンサルタント先からキャンセルされるようになります。</p>

<p>その頃の邱さんと高島さんの交流風景が<br />
邱さんの『私の金儲け自伝』に描かれています。</p>

<p>「コンサルタント先から次々と断られ<br />
少し弱気になっていた私（注：邱さんのこと）は<br />
『ね、高島さん、これからはわれわれ、<br />
株で儲けようなんて思わないほうがいいかもしれませんよ」<br />
と言った。すると高島さんも思い当たる節があったのか<br />
すぐ電話を貸してくれと言って、その場で大商の株式部を呼び出し、<br />
『俺の持っている株と名のつくものは<br />
全部売ってしまってくれ』と言った。<br />
私たちはそれから一時間ほど話をして別れた。（中略）</p>

<p>二人で話をしていて珍しく呼吸があったので、<br />
その日の午後、私は千葉市に行き、証券界社主催の<br />
講演会だというのに、投資家相手に『株は総売り』とぶった。<br />
そうしたら偶然にもその翌日、<br />
ケネディの利子平衡税の発表があり、<br />
また次の日から株式市場は大暴落を始めた。</p>

<p>次の週に高島さんがまたやって来て、<br />
ニコニコしながら『邱さん、あの日、<br />
株を全部売っておいたおかげで、<br />
喫茶店を一軒ひらけるくらいにお金が助かったよ』<br />
と言った。</p>

<p>ところが私は講演に行くためにバタバタしていたので<br />
証券会社に何の指示もしなかったから、何千万円を<br />
値下がりをくった」（『私の金儲け自伝』）</p>

<p>昭和38年（1963年）のことですから、<br />
大正13年（1924年）生まれの当時邱さんは39歳、<br />
大正12年（1923年）生まれの高島さんは40歳です。<br />
<hr width="500"><br />
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<link>http://todaseminar.com/toda/archives/2007/05/64323.html</link>
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<category>01_0600</category>
<pubDate>Sun, 20 May 2007 00:00:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第642回　「邱永漢さんとの濃密な情報交換」（高島陽物語22）</title>
<description><![CDATA[<p>昭和3４年（1959年）に高島陽さんは<br />
歩合外交員から大商証券株式会社の取締役に<br />
抜擢されますが、前年の昭和33年に<br />
小説『香港』で直木賞を受賞された邱永漢さんが<br />
株に興味を持つようになったのも昭和34年のことです。</p>

<p>平成元年に出版された『金儲け発想の原点』で<br />
邱さんは株に関心を持つようになった時のことを<br />
次のよう書いています。<br />
「私が株に興味を持ったのは、昭和34年の頃で<br />
それまでは株のカの字も知らなかった。<br />
その私が株に俄かに興味を示すようになったのは<br />
『ひょっとしたら、これから日本の経済が<br />
すごく発展するのではないだろうか』<br />
『もしそうだとしたら、株を買ってみるのが<br />
一番いい経済へのアプローチの方法じゃ<br />
ないだろうか』と考えたからである。」</p>

<p>そして体験重視派の邱さんは、<br />
株のことを勉強するには株を実際に<br />
買うのが一番と、この年の9月22日に<br />
初めて株を買い、翌年には週刊誌で、<br />
成長株のことを連載するようになります。</p>

<p>そんな邱さんにとって、株の世界で<br />
良い成績を挙げ、自著も出して<br />
本音の株式投資論を展開していた<br />
高島さんは、うちとけた気持ちで<br />
話ができる格好の相手だったと思われます。</p>

<p>また高島さんにとっても、邱さんは<br />
斬新な切り口から、独自の株式投資論を<br />
展開し、かつ行動する実行家として<br />
頼もしい存在にみえたことと思います。</p>

<p>邱さんの半自伝『私の金儲け自伝』には<br />
昭和38年（1963年）ごろの記述として<br />
高島さんとの交流風景が次のように描かれています。<br />
「その頃、高島陽さんは大商証券の重役をしていたが、<br />
一週間に一度ずつ、私のコンサルタント事務所へ見えた。<br />
私たちはその一週間に起こった出来事や<br />
自分の得た情報を交換し合い、また景気や社会情勢について<br />
意見を述べ合った。」（『私の金儲け自伝』。昭和47年）</p>

<p>探求力抜群の2人が膝を突き合わせて<br />
話し合ったのですから、さぞかし<br />
濃厚な情報交換がなされことと思われます。<br />
<hr width="500"><br />
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<link>http://todaseminar.com/toda/archives/2007/05/64222.html</link>
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<category>01_0600</category>
<pubDate>Sat, 19 May 2007 00:12:32 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第641回「36歳の若さで重役に抜擢される」（高島陽物語21）</title>
<description><![CDATA[<p>その実績が評価され、高島さんは<br />
昭和3４年（1959年）36歳のとき、<br />
大商証券株式会社の取締役に就任します。</p>

<p>このところ、しばしば引用させていただいている<br />
『現代の兵法』は昭和37年（1962年）、<br />
高島さんが、大商証券の取締役で<br />
株式部長を務めた頃に執筆されたものです。</p>

<p>高島さんは「信頼するに足るコンサルタントとは<br />
どういう人か」というテーマで<br />
次のように書いておられます。</p>

<p>「毎日の雑用に終われて考える時間を<br />
たっぷり持たない人は、コンベア・ベルトに<br />
乗っている部品と同じで、コンサルタントとしては<br />
不適格である。（中略）<br />
株式投資の場合もそうだ。<br />
株式部長という地位は、朝から晩まで<br />
売った買ったなどとやっているので、<br />
本当は株式のことをじっくり考える暇がない。</p>

<p>それなのに株式投資家は、<br />
株式部長が一番株のことを知っていると思って<br />
株式部長の講演を聞きにくる。</p>

<p>私も現に株式部長をやっているが、<br />
調査部長とか投資顧問室長とかをやった時とちがって<br />
忙しく、せいぜい過去のチクセキの売り食いを<br />
やっているだけである。</p>

<p>雑用はいっさいやらずに、<br />
なるべく考える時間をつくっているが、<br />
それでも工場を見に行ったり、<br />
デパートをぐるぐる回る時間が制限され、<br />
見たり聞いたりする時間が少ないので、<br />
株式部長など余り長い間やっていると、<br />
だんだん株がわからなくなっていくような気がする。<br />
株式部長の在位期間はせいぜい半年から<br />
一年が適当だと思う。」</p>

<p>世に「株式部長」という名の職位につき、<br />
またついている人は多いと思いますが、<br />
高島さんのように、現職にあって、<br />
こんなにホントウのことをおっしゃる方は<br />
あまりおられないのではないでしょうか。<br />
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<link>http://todaseminar.com/toda/archives/2007/05/6413621.html</link>
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<category>01_0600</category>
<pubDate>Fri, 18 May 2007 00:00:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第640回「歩合外交員として3年連続日本１」（高島陽物語20）</title>
<description><![CDATA[<p>昭和29年、31歳の高島さんは大商証券に入社します。<br />
大商証券という会社は1917年創立。<br />
新日本証券を経て、現在は新光証券となっている会社です。</p>

<p>そこで高島さんは歩合外交員として働きます。<br />
歩合外交員とは証券会社の営業員として<br />
顧客を訪問し、株券、債券の売買を勧誘するなど、<br />
外務行為を行う人のことです。</p>

<p>当時、証券会社は株屋と呼ばれていましたが<br />
当時のことを高島さんは振り返って次のように<br />
書いておられます。</p>

<p>「あの頃は株屋と言えば、ばかにされた。<br />
ところが、歩合外交となると、<br />
その証券会社の社員からでさえ、<br />
『歩合さん』といわれて、ぶべつされた」<br />
（『1億総素人時代』。昭和45年））</p>

<p>そうした状況にはありましたが、<br />
昭和30年（1955年）にはご長男の健一さんを<br />
もうけられ、翌年の昭和31年（1956年）から<br />
昭和32年（1957年）、昭和33年（1958年）<br />
と3年連続、日本の全証券業界で<br />
一番の成績を挙げます。</p>

<p>先日、お会いさせていただいた健一さんは、<br />
「あの頃は父も羽振りがよかったと思います」<br />
とおっしゃっていました。<br />
私の想像ですが、お母様が当時のことを<br />
息子さんの健一さんにおりおり<br />
語られたのではないでしょうか。</p>

<p>また私の想像ですが、<br />
テレビ放送が始まったばかりのときに<br />
70番目にテレビを買ったとか、<br />
時間とお金を惜しまず<br />
あちこち、見て歩いて<br />
ソフト財産をふやされたことが<br />
功を奏したしたのではないかと思います。<br />
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<link>http://todaseminar.com/toda/archives/2007/05/640320.html</link>
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<category>01_0600</category>
<pubDate>Thu, 17 May 2007 00:00:00 +0900</pubDate>
</item>


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