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第34回 実務手帖のおいしい店を食歩くの巻 飛騨高山編 1
戸田ゼミコラムのバックナンバーはこちらをご覧ください。
第34回 実務手帖のおいしい店を食歩くの巻 飛騨高山編 1
今回のルートは
岐阜の馬篭 → 木曾御岳 → 飛騨高山です。
最終目的は、高山で「金亀館」の弁当を食する
ことでした。
電車とバスの貧乏旅行です。
名古屋駅から中央線で中津川駅に到着。
中津川駅からバスで馬篭に着いた。
5月の山並みは新緑に覆われて、目にも優しい。
ここ馬篭でも、しだれ桜が、とても美しい。
近くで、おじいさんが、孫とおぼしき童と
楽しそうにひとときを過ごしていた。
おじいさんは、破顔一笑。
風にうたれた花吹雪が、とても印象的だった。
バス停の近くの茶屋で、コーヒーで一服。
その後、馬篭の宿場に向かって歩いていった。
坂の上に、昔ながらの宿屋が連なっている。
なんだか時間が一時的に止まってたような錯覚をおこす。
資料館らしき建物に入った。
江戸時代の参勤交代で、中山道を通る大名は、
決まっていたそうだ。
毛利家も中山道を通る時は、馬篭で宿泊したそうだ。
幕末に桂小五郎が、殿様に意見を具申するために
ここ馬篭の宿で、江戸から京都に向かう殿様を
待っていたこともあったそうだ。
ここ馬篭でも中国人の観光客を見かける。
島崎藤村の資料館に入った。
彼の代表作の「夜明け前」は、読んだことがないが
主人公は彼の実父をモデルにしたようだ。
彼の実父の時に島崎家は没落して、
藤村も苦労し、東京に出たと案内がありました。
資料館には、藤村がフランス留学から
持ち帰った辞書が展示されたり、
日本ペンクラブの会長として、ブラジルに渡航したとき
の写真がありました。
藤村が東京で最後の小説を書いていた時の
絶筆も残されていました。
最後の最後まで筆を進めていたことがわかりました。
資料館を出て、坂の上の道を歩いていったら
恵那山の全景がわかる場所があり、山をしばらく見る。
この恵那山は、映画「青い山脈」に出てくる山で
あったことを知ったのは、青春時代に映画を見てから
ずいぶん後のことでした。
作家の石坂洋二郎さんの書かれた本は
明るいし、若き心を彷彿させるのに十分なものでした。
「若い人」、「陽のあたる坂道」、「光る海」等、
面白いものであったし、当時、青春を感じました。
1954年生れ。51歳。
九州の高校を卒業して
すぐ某建設機械メーカーに入社。
それ以降、現在に至る。
サラリーマン生活のかたわら投資活動を実施。
貧乏旅行を好む。
■虹原太助へのメールはこちらまで → nizihara2000@yahoo.co.jp
執筆者:虹原太助(2006年08月20日)





