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第9回 中国株の配当性向と株配当ついて

前回は配当金と配当率について
書きました。
今回はその続きです。
高すぎる配当率はその企業の業績と
将来性を吟味しなければ手が出せないと
考えています。
実力以上に配当して株価を維持しているかも
知れません。

一方で中国企業は、一株当りの利益から
どれ位の配当性向や株分割をして、
投資家に報いているのでしょうか。
代表的な企業を見ていきましょう。
全て自分が持っている銘柄です。
そういった意味では実践していますから、
真剣勝負です。
潮の流れが変わっていないか、
また変わろうとしていないか、目が離せません。

データは2004年の決算情報です。
(注)中国人民財産保険 は2005年の中間決算のデータ。

①湯臣集団(0258):配当性向:46% (EPS:21.88cts、配当:10cts)
②康師傅 (0322):19%( 5.13cts、1.14cts)
③越秀投資 (0123):33%( 5.24cts、1.73cts)
④鞍鋼新軋鋼 (0347):49%( 60.7cts、30.0cts)
⑤新焦點汽車 (0360):49%( 16.8cts、8.274cts)
⑥中国人民財産保険 (2328):90%( 0.08元、0.072元)
⑦中海コンテナ (2866):25%( 80cts、20cts)
⑧深セン赤湾港航(200022):59%( 1.08元、0.637元)、分割1株⇒1.3株
⑨中国国際コンテナ(200039):21%(2.37元、0.5元)、分割1株⇒2株
⑩杭州汽輪機(200771):89%(0.79元、0.7元)
⑪上海耀華ガラス(900918):77%( 0.26元、0.2元)
⑫オルドスカシミア(900936):75%(0.16元、0.12元)
⑬上海振華港口機械(900947):27%( 0.44元、012元)、分割1株⇒1.5株
⑭内蒙古伊泰煤炭(900948):74%( 0.95元、0.7元)

これからわかるように
杭州汽輪機、上海耀華ガラス、オルドスカシミア、
内蒙古伊泰煤炭は配当性向がずば抜けています。
株主に手厚く報いています。
深セン赤湾港航、鞍鋼新軋鋼 、新焦點汽車 も
まあまあです。
港湾サービス、港湾クレーン、コンテナ製作の企業は
株分割をしています。

これ以外にも配当性向の良い銘柄があります。
たとえば、張裕ワイン(コード:200869)は配当率は
それほどでもないですが、1株⇒1.3株に
株分割しています。
万科企業(200002)は配当性向は39%です。
1株⇒1.5株に株分割しています。
ここ3年は毎年、株分割しています。

莎莎国際控股有限公司(通称SaSa、0178)は
配当性向106%です。ここ3年100%を
超えています。
紫金砿業 (2899、ツージンマイニング)は63%です。
株分割も10割無償しています。
利益がよくなるとさらに配当金は増えると
思います。

先が楽しみですね。
株価が上がって、利回りが良くて、株分割を
していく銘柄には夢があります。
株分割だけでも、思わぬ幸運にめぐり合うのでは
ないでしょうか。



■1954年生れ。51歳。
九州の高校を卒業して
すぐ某建設機械メーカーに入社。
それ以降、現在に至る。
サラリーマン生活のかたわら投資活動を実施。
貧乏旅行を好む。

■虹原太助へのメールはこちらまで → nizihara2000@yahoo.co.jp

執筆者:虹原太助(2006年02月26日)