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旅する好奇心、世界を覗く(伊佐笑子) >>
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カトリック教徒の聖地とも言われるローマ、
時期はちょうどキリスト誕生日の2週間前だ。
イタリアの人々はクリスマスの準備に大忙し。
土曜、日曜ともなれば、プレゼントを買う人たちで
店という店がごった返していた。
この時期とバーゲンの時期だけは
高級品を売る店にも活気がある。
わかっていながらも、
ローマの銀座ともいうべき
高級ショッピングストリートに、
私たちは向かった。
な~んて、いかにもブランド品を買いに
いったかのように見栄を張ってみたが
本当に行きたかったのは
その高級品通りの先が
あの、ローマの休日でアン王女が
ジェラートを舐めていた、
スペイン階段なのだ。
え?今度は女優気取りでアイスを
階段で舐めるつもりだろう?って?
ハイ、その通り。
単純こそ好奇心の原動力!(言い訳)
しかし。到着してガッカリ。
あまりにジェラートを舐める人が絶えず
階段は汚れ放題となったため、
今では階段上で飲食が禁止となっていた。
それなのに、階段は居座っている人、人、人の山。
階段にのぼることもままならないほど
階段が人で埋め尽くされていた。
何をするでもなく、ひたすらダベっていた。
ええい!いまいましい!(ただの八つ当たり)
どいてよ、もう!
階段を上ると、例の高級品通りが
よく見渡せた。

本当にすごい人でしょ?/ローマの高級品通り
ジェラートは食べられないし
高級品は買えないし(もとからじゃん!)
どえらく混んでるし・・・。
ちぇっ。
舌打ちしながら、私とYちゃんは、
階段に座り込んだのだった。
(2006年06月21日)