戸田ゼミコラム書庫HOME >>
旅する好奇心、世界を覗く(伊佐笑子) >>
100回〜
<< 前のコラム
|第103回 5万人が熱狂した闘技場|
>> 次のコラム
ローマ初の巨大娯楽施設、コロッセオ(Colosseo)。
この美しい楕円形の施設では
世にも血なまぐさい催しが行われていた。
剣闘士同士の戦い、猛獣との戦い、罪人の処刑。
すべては観客の目の前で行われた。
娯楽の少ない時代、人や動物の死は
最も人気のあるショーだったのだ。
だから、霊感の強い人が
コロッセオを訪れたら、
ものすごく怖い思いをするかもしれない。
・・・なんて脅すわけではないけれど
ローマを代表するこの建築物。
見逃してはならない。
入り口から、座席に向かう通路が
妙にヒンヤリとして暗い。
本当に、なんとなく不気味。
現在は競技場の床の部分が失われ
地下の構造が見えるようになっている。
地下には猛獣の檻や舞台セットの倉庫などが
あり、なんとなく想像するのはイヤな感じ。

コロッセオ内部
(中心にまっすぐ通る橋は修復のための足場。
その下に見えるのが地下の構造)
外観の各アーチの中には、
ひとつひとつ彫刻が飾られ、
外側は白い大理石で覆われていたらしい。
のちに全て持ち去られてしまったらしいが。

コロッセオ外観
ゴージャスかつ巨大。
建物としては見ごたえたっぷりだけど
トラと闘うのは真っ平だし、
たくさんの人や獣が殺されるのも見たくない。
あ~
この時代に生きてなくてよかった。
(2006年06月16日)