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第102回 泣き終わるまで待とう ホトトギス?

エールフランスのストのせいで
届かなかった私たちのスーツケースは、
私たちがローマに到着してから
2度目の朝を迎えても
まだ到着の兆しはない。

起きるたびに、荷物が来ているんじゃないかと
期待していた、連れのYちゃん。

朝のカップチーノをすすりながら、
私が、「仕方がないから、もう
生活に必要なものを少し
買い揃えなきゃね」なんて話していたら、
突然泣き出してしまった。

思いもかけぬYちゃんの行動に、
私はカップチーノをこぼすわ、
食べかけのクロワッサンを落とすわ、大慌て。

えええ?そんなに大事なもの入ってたの?

・・・・入ってない・・・。

なにか、思い出のものを持ってきてたの??

・・・・持ってきてない・・。

な、なんかすっごい困ることがあるの???

・・・ない・・・。

さらばなぜ泣く、友よ。
顔を上げよ、空は青いぞ。(まだホテルの中だけど)

彼女の涙の理由は
半分はストレスだったのだ。

飛行機の乗換えをしたことのなかった彼女は
まず、乗り換えの手続きに緊張し、
挙句の果てに荷物紛失というトラブルに巻き込まれ
(ストは紛失じゃないんだけどね)
現地係員はテキトウでアバウトだし
(日本人から見ればそう見えるけど
かなり的確な処理をしていたんだけど・・・)
荷物だって、なくなったらヤバイものは
入れてなかったけど、せっかく色々考えて詰めたのにサ。

なんだか色々考えていたら不安になって
悲しくなってきた、

といったところ。

すぐに部屋に連れて帰り、しばらく泣かせてあげたら
スッキリした模様。
そのあと、ルンルンで買い物してたっけ。

女は泣くのも、ストレス解消のうち。

泣きたいなら
  泣かせてあげよう
    気の済むまで。

女の扱いは、天下を取るよりも難しい!?


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ローマの街角



(2006年06月15日)