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第2回 奇人変人宇宙人

突然ですが、私の身長は170センチです。
靴のサイズにいたっては25センチもあります。
日本人一般婦女子のだいたいの平均身長が157〜8センチ程度ですし、
平均的な靴のサイズも23〜23.5のようですので、
私は相当ハミ出していることになります。
体重だけは昔から母親に「アンタが太ったらぬりかべ(ゲゲゲの鬼太郎です)
になるわよ」と言われ続けたのが功を奏したのか、
それほどハミ出さずに済んでいますが。

それでも毎日の生活では不便なことがたくさんあります。
コートを買えば袖丈が短いし、丈が中途半端。
台所の高さがあわなくて腰痛を起こします。
それにとにかく目立ちます。目立ったほうが得する場合もありますが、
特に目立たなくていい日も欲しいのが本音。

最近デパートの靴売り場には「大きなサイズと小さなサイズ」(なぜかたいてい一緒です)
のコーナーが隅の方においやられるように設置されています。
大きなサイズというのは25センチ以上のことで、
小さなサイズは22センチ以下ということになっています。
そこへ行くと、私なんかよりずっと背の高い人や、
150センチに満たないような人が同じ売り場でウロウロしているのです。
ああ、大きすぎても小さすぎても苦労するのは一緒なんだと、
彼女たちには妙に親近感がわきます。

でも、はっきり言ってこれじゃあ「奇人変人の方の靴はこっちです」
と言われているようなものです。
(どうせならそのうち「宇宙人用」とかも出てこないかしら?)
その上、種類も少ない。
他のサイズの靴はブランドごとに分けられ、美しく陳列されているのに、
サイズだけでドカっとまとめられたでっかい靴とちっちゃい靴は、
それだけで見る気を失せさせます。
気分は悪いわ気に入ったものはないわで、
私は今でもデパートの靴売り場を素通りし続けているのです。

ところが、こんな私が変人扱いされずに済む場所が
世界中にはたくさんあるではありませんか!
そのことに最初に気づいたのは、
初めて海外へ旅立った大学4年の卒業旅行だったのです。



■伊佐笑子(いさ えみこ)
東京都出身。法政大学法学部卒。某地方共同法人に勤務中。
旅行が趣味で、世界20カ国、都市にして延べ50都市以上を訪ね歩く。
一方で経済の面白さに目覚め、2005年、戸田ゼミ「株式投資の原則通信セミナー」、「不動産投資セミナー」に参加。
中国株をおそるおそる投資中、今年は不動産投資を実践する予定。

■伊佐笑子さんへのメールはこちらまで:emiko130720@yahoo.co.jp

(2006年01月02日)