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第24回 お国訛り

おはようございます、ホンコンスターオーです。

みなさんは、自分のしゃべっている言葉が通じてない事が分かって
唖然としたことは、ありませんか?

私は学生の頃、サークルに入った初日に
嬉しくて思わず徳島弁でしゃべりかけたら同期から

「ホンコンスターオーさん、ごめんやけど、
 何しゃべってんのか 分からへんわ 神戸弁で しゃべってくれる?」
と言われ、ショックを受けた事があります。
今を去ることン十年前のことです。

お国の訛りって、あるんですよね。

中国にも、訛りは各地であります。
例えば、南京の人たちは南京のことを”ナンキン”と発音せずに”ランチン”と訛るんですよ。
NがLに語形変化する地域なんですね。

大連に駐在したときも洗礼を受けました。
国営の鶏肉工場に赴任の挨拶に行ったときです。

工場長はしきりにガソリンのことばかりしゃべっています。
なんでだろう。
頭の中はハテナマークでいっぱいです。

待てよ、ガソリンの気油は有気音のQのはずけど、
無気音のJのように聞こえるゾ。

そうだったんです。
大連はRの発音がYに語形変化する地域だったんです。

工場長はジーロウ=JiRou(鶏肉)と発音すべきところを
一生懸命ジーヨウ=JiYouと発音していたのです。
ちなみにガソリンはチーヨウ=QiYou(四声は違います)

気づくまでにかなり時間が経過していました。
トンチンカンな会話が続いていました。

この時の印象がよほど強かったのでしょう。
4年後に任期が終わり帰任の挨拶に行ったら

工場長が
「ホンコンスターオーも中国語がうまくなって、日本に帰るんだな、
初めて会ったときは・・・。」
と その時の事をからかわれましたが、

「あ、あれは違う、アンタが訛って聞き取れんかってん」と心の中で叫びながら
「謝謝、工場長のお陰で・・・。」と大人の対応をして帰りました。

中国で活躍されているみなさんなら、気づかれているはずですが、
地方に出張して、相手のしゃべる単語が何か変だと感じたら、
子音の語形変化を疑ってみてください。

中国語ワンポイント実戦講座でした。



《筆者略歴》
1963年生まれ、牡羊座 A型
1986年南京大学で1年間語学研修
1994年〜98年大連に駐在
2001年に電機メーカーに転職し香港で勤務
2005年1月香港セミナーに参加。

《連絡方法》
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(2006年02月28日)